新開道中への想い

ごあいさつ 

しんがいゴー!ゴー!実行委員会とは?

 広島県尾道市には新開と呼ばれる、スナックや居酒屋、バーなどの飲食店などが軒を並べる界隈があります。

その新開の活性化と内外への持続的な魅力発見や発信を目的に、

新開で店舗を構える有志メンバーで「しんがいゴーゴーまつり実行委員会」を立ち上げました。

その活動の中で、多くの方々のご尽力とご協力の元、2019の10月に「新開道中」と銘打って
立ち上げ、国内及び世界で活躍する、舞踊家孝藤右近氏が「芸事の最高ランク」である
「花魁」に扮し、その一行が新開を練り歩く企画を実行しました。八坂神社の祭神である絶世の美女と言われるイチキシマヒメが、一日だけ人間の姿になり先導の神「猿田彦」と共に練り歩きます。
新開の発展と、財福、未来を祈りながら。

沿道に詰めかけた古くから地元を知る方からは昔、実際に目にした花魁さんを

「一生のうちにもう一度見れるとは思わなかった」

と涙される方もいらっしゃいました。

しかし、新型コロナウィルスの蔓延で続ける事が出来なくなりました。継続させて行くことで、新開の魅力を世界に発信していく想いでやっていましたが、新型コロナウィルスの前には太刀打ちできませんでした。4年経ち、落ち着いた今、私たちは2023年にこの祭りの再開催を決定しました。


なぜ。私たちが、この尾道新開に魅了されているのか

なぜ。私たちは、新開花魁道中を開催したいのか


みなさんの中に浮かんだであろう「なぜ」を私たちの「おもい」と共にに解き明かしていきます。

それでは、ご一読のほど、どうぞよろしくお願いします!

 @「尾道」を知っていますか?  

知らない方は是非検索を!

知ってる、もしくは来て下さったことのある方、どうもありがとうございます!

近年では観光地としても有名になり、たくさんの方々が県内外問わず訪れて下さる尾道。

しかし私が子供の頃、商店街は「シャッター商店街」と形容されるほど閑散。

そんな様子も見受けられました。それがここ数年でたくさんの人々を魅了し、旅やお出かけの目的地となる場所になっていきました。


尾道に魅了され、その魅力を最大限に引き出せるよう、今日もこの街では魅力的な人たちが生活しています。その少しづつ、ひとつひとつの活動の結実が近年の尾道の観光地としての躍進だと感じます。

古寺、猫、坂道、映画、街並み、個性的なお店の数々。小さな町にギュッと凝縮された楽しみ。

どれをとっても一日で楽しみ尽くせるはずがありません。


@「新開」(シンガイ)を知っていますか?


前述したように近年の観光地としての、尾道の人気は目を見張るものがあります。

その中でまだ手を加えられていない場所。残していきたい風景、文化

そして私たちが直接関わっている場所…

改めて見つめなおしてみました。

そしてひとつのキースポットに、辿り着きました。


それが尾道市最大の歓楽街「新開」です

尾道市の東に位置する(久保2丁目界隈)通称、新開(しんがい)

JR尾道駅から西へ歩く事15分、中央商店街を抜けると

タイムスリップしたのかと感じさせるような昭和な面持ちを残したエリアが現れます。

所狭しと軒を連ねるお店。ラウンジ、スタンド、スナック、居酒屋、カラオケ喫茶からバー。

両脇の小路を覗けば、個性溢れる看板たちが渋みを引き立てます。


新開の歴史は古く、歓楽街としての形成は約100年前。かつては、三味線の音があちこちから流れ、肩が触れ合わずして歩けないほど賑わっていたといいます。 

 港町として栄えてきた「尾道」、北前船の寄港地として全国各地から商人がやって来ていました。そんな船旅の疲れを癒す場所のひとつであったであろう新開は元々、遊廓だったという歴史があります。それがこの町の醸し出す艶やかな味わいの源泉なのかもしれません。


数多くの歴史や逸話に彩られた「新開」

そんな町の魅力をよりたくさんの人に知ってほしい。そして実際に足を運んで頂き、新開で食べたり飲んだりを楽しんで頂きたい。そこで提案されたのがしんがいゴーゴーまつりです。

@しんがいゴーゴーまつりってどんな祭り? 

開催当初から一貫して「新開という場所に人を呼び込む」「新開の間口を広げる」というシンプルな目的のもと、新開界隈にある商店、飲食店、宿泊施設をはじめ、生まれ育ち、住んでいたりと尾道新開と関わりを持つ有志メンバーで構成された「新開ゴーゴーまつり実行委員会」で運営しています。

まつりの形・内容も回を経る毎に変わっていきました。

第4回目は新開の「歴史」にスポットを当て、かつて遊郭として栄えた新開だからこそ!できる企画を考えました。

そうして生まれたのが

「新開盆踊り」「新開花魁道中」でした。 

※新開RE-BON踊りが「尾道新開盆踊り」に変わりました。

尾道新開盆踊りとは

第4回目にて初の試みである、ハッピー久保(新開中心部)に櫓を組み開催した盆踊りです。

「新開に再び活気をもたらそう!」と季節外れでも気軽に参加して、踊って、楽しんで頂けるそんな姿を目指し、開催しました。

盆踊りは歴史ある古き良き「尾道正調三下がり」と新開RE-BORN踊りのために作詞作曲して頂いた
「新開ラビリンス」の2曲で構成、古き伝統をリスペクトしながら、その名の通り新しく開いて
行く「オールドニュー」 で構成されていますが、老若男女の皆さんが一つになり第一回目は
大盛り上がりで終わる事が出来ました。

 @新開花魁道中って? 

新開道中は、八坂神社の祭神であるイチキシマヒメさんが一日だけ人間(花魁 楓)になり、

新開と人々の財福、商売繫盛を祈って練り歩くというものです。

尾道新聞の林良司さんに尾道の歴史をお聞きし、昔の新開の綺麗所(芸娼妓)が参りした

明神さん(厳島神社)との関係を掘り起こすストーリーを作って頂きました。

 

花魁は尾道では存在しなかったのでフィクションですが、知性教養を兼ね備える芸事の

トップに君臨する花魁という存在を神様という形で落とし込む事で、新開の雰囲気とは

かなりマッチして不思議な魅力を打ち出すことが出来ました。 


花魁「楓(かえで)」に一日だけ姿を変えて、天狗の先導で新開とまつり参加者の財福、金運、良縁を祈りながら新開を練り歩くというストーリーを添えました。そして道中を終えた花魁は最後、ハッピー久保に組まれた櫓で踊りを披露。 このように、新開ならでのニッチなお祭りが誕生しました。

日本舞踊家 孝藤右近

新開盆踊り、花魁道中の最大の協力者は世界的舞踊家・孝藤右近氏

一流の振付師としても名高い孝藤右近氏が八坂神社の明神「イチキシマヒメ」の化身「花魁 楓」に扮し、新開を盛り上げて下さいました。それだけに限らず「新開ラビリンス」の振り付け考案も担当して下さいました。

「私らが生きとるうちに、

新開で花魁が見れると思わんかったわ、ありがとう」

道中、沿道から聞こえてきたおばあちゃんの言葉です。

この言葉を耳にした時、開催して良かったと心の底から思いました。

老若男女を問わず大勢の方が花魁道中を通して、新開に足を運んで下さったあの光景は、人に活気が宿り、町に活気が再びもたらされた瞬間でした。 

そういった声だけではなく、花魁の似顔絵を描いてきてくれて楽しそうに見せてくれたおばあちゃん

感慨深そうに花魁道中に最後までついてきて下さったおじいちゃんおばあちゃんの様子は忘れられません。

あの活気を創り出せた事、それもやはり協力して下さった皆さんのおかげです。

そして何よりも右近さんのご協力があってこそのものでした。

圧倒的な存在感、沿道の人々を惹きつける色気、ひとつひとつの所作の美しさ。その全てがあってこそ観客の皆さんに「かつて繁華街として栄えた新開」の面影を感じて頂く事ができたのだと思います。 

「新開花魁道中」を今後も続けていきたい

 たくさんの人が新開という場所に集まり、楽しみ、賑わった。あの様子が少しずつでも日常の新開に見受けられる、そんな日をつくりたいと思っています。 

この町に魅了されてきた、されている人々が町を形作るのだと思います。

そのためにできる事はやりたい。「また見たい!」と言ってくださる方々がいてくれた。

それならばやるしかありません。

継続する事は愛情だと思います、そしてそれは必ず力になります。

その力は必ず新開という町に活気をもたらしてくれる、そう私たちは信じています。


私たちだけでは、活気を創り出す事はできません。

来て下さる皆さんの力があってこそ、協力してくれるたくさんの方々がいてこそ。


是非一度でも、何度でも尾道へ、足を運んで頂きたい。

どんな世界でも生きる事を今よりも私たちは楽しむことができる事を提案したいと思います。


どうか今後とも、応援、ご支援のほどよろしくお願いします。


しんがいゴー!ゴー!実行委員会 
委員長 堀田健司
 

女性の力~プロデューサー池永憲彦のBlogより


 女性のチカラ
今回感じたこと。いつの時代も女性のチカラは凄い。
今回主軸として動き、我々東京組の担当(子守)であるライクザサンのママと
「ちまき旨すぎ」の一楽のママ。
今回この二人がいないと新開道中は良い完成が出来ませんでした。

心から新開を愛してるのも伝わるしやり取りもマメ。
東京チームへの対応も思いやりに満ち溢れたもので、ついつい
無理しちゃいたくなるのも、このお二人の熱意が生んだものと思います。

イベント慣れしてる身としては、自分のそれぞれの取り組みの動きを
自分の決めた協力範囲を決めながら
日常とのペース配分が出来てしまうのですが、
本気の姿を見せられるとめちゃくちゃ応援したくなるし
ホームページやら広報やら色々こっちでなんとかしようと

時間ない中でもキャパを超えた想定外の動きもしてしまう。
熱意は人を動かすんだなと再認識。
見事に気持ち良く躍らされておりますw

この二人の隣に立つの、背が高く見えるから良しとします。

尽力頂いたスタジオピックの藤原さん、
ふじもん会さんや沢山の女性のチカラを目の当たりにして
本当に大事なんだなーって改めて感じました^ ^
色々な人ありがとうございます。

自分以外の人を見てると、自分が出来ない事だらけな事に
気付いてしまうのでそこを上手にうやむやにしなかがら、
これからも得意な所だけを大きく見せようと思います。